生理痛でお悩みの方

生理のある女性は、毎月身体を悩ませる生理痛。毎月女性ホルモンの分泌を調節し、妊娠するため準備を繰り返しております。

しかし、このことが原因で生理の時にこのような症状で悩んでいませんか?

☑︎ 生理中にお腹や腰が痛くなる
☑︎ 生理周期が不安定、いつ来るかわからない。あるいは月に2回来ることもある。
☑︎ 生理不順
☑︎ PMS(月経前症候群)

生理は病気ではないし、生理痛は自然の事と思って我慢してしまう女性も少なくありません。ですが、実は生理痛はないのが正常なのです。

痛みというのは身体が何かしらの異常を伝えております。大きな婦人科系の疾患が隠れている場合もあり、生理痛は当たり前と思わず根本的な改善が必要となります。

東洋医学を用いた鍼灸の施術は、生理痛改善にとても効果的とされております。ここではどのように生理痛の改善をしていくのかご説明していきます。

生理痛の原因

生理中に子宮内膜がはがれる際にプロスタグランジンという物質が分泌されます。痛みの大きな原因はこのプロスタグランジンという発痛物質です。プロスタグランジンは子宮を収縮させる作用があり、生理の時に子宮収縮し経血を排出するために子宮が収縮し分泌されます。この分泌が多いと子宮の収縮が過剰になり下腹部の痛みや腰の痛みの原因になります。

薬に頼りすぎは危険

「痛くても薬があれば安心」
こういった考えは身体のSOSを見逃している可能性がありとても危険です。なぜなら薬は対症療法で、薬で痛みを抑えることにより様々なところに影響が出てしまい、子宮筋腫や子宮内膜症などの大きな婦人科疾患を発症する前に生理痛の改善が必要不可欠となります。

生理痛と東洋医学

東洋医学は日本でも1400年以上の歴史を持ち、日本独自の進化を遂げてきた施術方法です。西洋医学とは違い、身体全体を見て治療をするところに東洋医学の最大の特徴があります。

東洋医学では肝は筋肉や血を司ります。その為、生理痛を根本的に改善するには、お血の処理と五臓六腑の肝の機能改善が必要になります。

お血とは

東洋医学では血液の巡りが悪く、血液が汚れて停滞している状態のことをお血と言います。

川の流れも滞ってしまえば水も汚れてしまうように、人間も同様に汚れた血が体内にとどまると様々な不調の原因となってしまうのです。

当院の生理痛に対する施術

東洋医学の基本となる気血水の働きを正常化させ、症状を根本から解消するために東洋医学に基づく経絡治療が効果的です。

経絡治療の最大の目的は気血水の流れを整えることにあります。よく鍼は痛そう、お灸は熱そうと思われがちですが、基本的に経絡治療で用いる治療は優しい治療になります。そして当院で使う鍼はステンレス製の極細で痛みの少ない鍼を使用しております。痛くない鍼で皮膚の浅い部分に鍼をしていくため鍼がはじめての人でも安心して受けていただきます。

お灸は一つ一つ手で捻り国産の最高級もぐさを使用しております。身体に優しくほんのりとした暖かさのため火傷の心配はもちろんありません。施術後は身体がぼーっとしたり眠くなったりする方はいますがこれは気の巡りが良くなっているからで少し休めば良くなるので安心してください。

原因がはっきりわかっていれば、投薬など西洋医学の治療が効果的ですが、生理痛の場合は薬で症状を抑えることで、身体のSOSを見逃してしまうので危険です。こういう場合は東洋医学が効果的です。

病院で検査をしても異常が見つからなかった方や治療をしても一向に症状が改善されない方はぜひ当店へお越し下さい。生理痛の症状は身体の内側から状態を整えることで症状が改善されます。生理痛と冷えや、頭痛、腰痛、なども含めた症状も一緒に改善していくことが大事です。