上田式総合鍼灸

上田式総合鍼灸の特徴

上田式総合鍼灸は、伝統的な日本鍼灸に加え西洋医学的なアプローチも取り入れた上田式総合鍼灸とカイロプラクティックにより「世界基準の治療を国家資格保持者によりマンツーマンで施術します」場合によっては血液データ、ホルモン値から体質を知り治療方法をカスタママイズし治療プランを作成していきます。

科学的に正しいツボ

ツボの刺激によって得られる効果は、シンプルな局所性のものばかりではない。もうひとつ、中枢性の効果も期待できる。たとえば手の親指と人差し指の間にある「合谷」というツボ。
このツボは万能ツボとして有名で、主に上半身の痛み全般の軽減効果があるといわれています。実際に合谷を刺激したときの脳の状態をMRIで調べた実験がある。
すると、手のツボを刺激したはずなのにどういうわけか脳の血流量が増すことが研究でもわかっております。
そして刺激した部位の周辺の血流量が増すだけでなく、痛みを感じる脳という中枢の血流量もアップする。近年の研究では、このとき脳内で痛みを和らげる鎮痛物質が分泌されていることが明らかにされていて、これがツボ刺激の中枢性の効果として、世界が注目しています。

ツボへの刺激と体の反応

足三里と胃を刺激したときの反応ルートの違い、脊髄からさらに上位の脳にまで刺激が伝わり、脳の指令で胃を調整される。もう一つは脊髄反射で胃が調整される。

鍼灸治療とカイロプラクティック

東洋医学の歴史と原理

私たちの治療法の根底には、東洋医学の深い知恵があります。東洋医学は、数千年にわたりアジアで発展してきました。
この医学は、体内のエネルギーの流れ、すなわち「気血水」のバランスを重視しています。気血水の流れがスムーズであれば、身体は健康であるとされます。
しかし、このバランスが崩れると病気や痛みが生じると考えられています。この原理に基づき、私は鍼や灸を用いて、五臓六腑の気血水の流れを調整し、自然治癒力を高める治療を行います。皆さんも、五臓六腑の働きを整えることで、より健康な生活を送ることができるのです。

カイロプラクティックの歴史と原理
カイロプラクティックは、19世紀末にアメリカで誕生しました。この治療法は、身体の構造、特に脊椎と骨盤の歪みが身体の健康に重要であるという考えに基づいています。脊椎のわずかなズレも、神経系の機能障害を引き起こし、様々な健康問題を招く可能性があるのです。私は、カイロプラクティックの手技を用いて、脊椎や関節の調整を行い、身体のバランスを整えることで、患者さんの症状を改善しています。身体の構造が正しく整うことで、皆さんの健康も大きく向上します。

二つの治療法の融合
鍼灸とカイロプラクティックこの二つの治療法は、一見異なるアプローチを取っているように思えますが、実は互いに補完しあっています。

東洋医学が体内の気血水の流れに着目するのに対し、カイロプラクティックは身体の構造の調整に焦点を当てています。
私は、これらの治療法を組み合わせることで、身体の内側と外側の両方から健康を取り戻す手助けをしています。このアプローチにより、多くの患者さんが痛みの軽減や体調の改善を実感しています。ここでは東洋医学とカイロプラクティックの基本的な原理と歴史、そしてこれらをどのように組み合わせているかについて説明しました。次の章では、具体的な治療プログラムについて詳しく見ていきます。