梅核気(咽喉頭異常感)ヒステリー球、喉のつかえ感

☑︎ のどか締め付けてくる感じがする
☑︎ 喉の奥に異物感や圧迫感がある
☑︎ 喉に物がつかえた感じがする

このような症状が続く場合は、咽喉頭異常感が考えられ、病院で検査しても具体的な病気が見つからないことをいいます。

例えば咽喉頭異常感でも風や炎症、腫瘍などの原因がはっきりしている場合は治療で改善されますが、原因が特定できないケースも数多くあります。

そんな原因がわからない喉の違和感には、東洋医学の施術が効果的です。咽喉頭異常感は東洋医学では梅核気(ばいかくき)と呼ばれ鍼灸施術で効果が期待できます。

原因がわからない喉の不調にお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

梅核気(咽喉頭異常感)とは

梅核気とは文字の通り、梅の種が喉につかえている感じがすることから名付けられております。しかし検査をしても異常が見つからず、喉に何もできていないため吐き出したり飲み込もうとしてもどうすることもできません。

違和感だけが喉にあるため、不快に感じストレスが溜まる方もいらっしゃいます。このように検査をしても何も見つからないため、気のせいと言われ済まされる場合があります。梅核気の特徴の一つに更年期の女性に多く見られる傾向があります。

喉に違和感が出る原因とは

喉のつかえは、風邪や喉の炎症、腫瘍などの大きな病気の初期症状として見られることもあります。しかし耳鼻咽喉科で検査をしても異常がないのです。

梅核気は咽喉頭異常という名前以外にも、ヒステリー球とも呼ばれ、これは喉に異物が存在しない事に対して、精神や肉体的に症状が現れることを医学用語でヒステリーと表現する場合があります。

原因不明の梅核気の多くは精神的、肉体的ストレスと関係していると言われております。それは梅核気の症状自覚する人の多くが更年期障害やうつ病、パニック障害など精神的不調を抱えているからです。

しかし東洋医学では、梅核気の原因や対処方法が明らかになっているのです。

東洋医学から梅核気の原因を探る

東洋医学では梅核気の原因は2つの状態が関係していると考え治療しております。

① 気滞
東洋医学では気血水の循環を基本として考えております。この 3つの要素は互いに関連しバランスをとりながら全身を循環しております。

梅核気は、呼吸器に関わる肺の働きに不調が起こり気の巡りが悪くなり気が滞る状態のことを言い、このような事を『気滞』と言います。

そのせいで、気の循環が滞りイライラしたり、疲れやすく風邪などもひきやすいなどの症状が現れたりもいたします。

気の滞りを解消することで梅核気を始めとする症状は改善していきます。

② 肝気鬱血(かんきうっけつ)
東洋医学では肝、心、脾、肺、腎と5つの蔵に分類していきます。これらを五臓と呼び身体の内側でバランスを取ることで健康を支えております。

梅核気はこの肝の部分の不調から身体の循環がうまくいかず、消化吸収や気血の巡りが滞りバランスを崩すことで引き起こされます。

このように、梅核気では生きていく上で必要なエネルギーや血液や気の巡りがうまく循環していないことが最大の原因なのです。

東洋医学なら五臓六腑に作用し、肝の機能を高めて症状を改善へと導いていきます。

当院の梅核気に対する施術

東洋医学の基本となる気血水の働きを正常化させ、症状を根本から解消するために東洋医学に基づく経絡治療が効果的です。

経絡治療の最大の目的は気血水の流れを整えることにあります。よく鍼は痛そう、お灸は熱そうと思われがちですが、基本的に経絡治療で用いる治療は優しい治療にな当院の梅核気に対する施術ります。そして当院で使う鍼はステンレス製の極細で痛みの少ない鍼を使用しております。痛くない鍼で皮膚の浅い部分に鍼をしていくため鍼がはじめての人でも安心して受けていただきます。

お灸は一つ一つ手で捻り国産の最高級もぐさを使用しております。体に優しくほんのりとした暖かさのため火傷の心配はもちろんありません。施術後は体がぼーっとしたり眠くなったりする方はいますがこれは気の巡りが良くなっているからで少し休めば良くなるので安心してください。

原因がはっきりわかっていれば、投薬など西洋医学の治療が効果的ですが、原因不明の場合は東洋医学が効果的です。

病院で検査をしても異常が見つからなかった方や治療をしても一向に症状が改善されない方はぜひ当店へお越し下さい。梅核気の症状はして身体の内側から状態を整えることで症状が改善されます。

早い方ですと数回、そうでなくても数ヶ月で目に見えて症状が変化してくるでしょう

長引く梅核気の不調にはお悩みの方、までお気軽にご相談ください。