運動前のストレッチ、静的ストレッチ、動的ストレッチ使い分けていますか?

豊平区にある整体
平岸カイロプラクティック・院長の坂野です。
いつもブログをご覧になって頂きありがとうございます。

先日来院された方が、

「ゴルフシーズンに備えて、ジムでじっくりストレッチをした後に筋トレをしてるよ!」

と言っていましたが

もしかすると、それは怪我に繋がるかもなのです。

ストレッチの目的はケガ予防と運動パフォーマンスの向上です。

ストレッチには2種類あって

静的ストレッチ

→反動をつけないで筋肉をしっかり数十秒伸ばす。

筋肉の柔軟性を高めて、カラダの可動域を広げるために行います。
また、血行循環をスムーズにすることで、疲労回復にもつながります。

動的ストレッチ

→動きながら反動つけて筋肉を伸ばす。
主にウォーミングアップ等の動きの事前準備の段階で筋肉に

刺激を入れるために行います。

スポーツ中継で選手が歩きながら身体を動かすアレですね。

ここ10~15年で研究が進み、運動前の静的ストレッチはパフォーマンスを下げる(特に瞬発系)という科学的証拠が多数報告されています。

それは、

簡単に言うと、静的ストレッチをするとカラダがリラックスしてしまいます。
運動直前なのにリラックスしすぎてしてしまうことは、
運動するためにカラダが十分な準備状態ができていないという状態になりますね。

なので、運動前は静的ストレッチではなく動的ストレッチを、
そして静的ストレッチをするなら運動後がいいようです。

一度見直してみるのもいいと思います!

※ケガで可動域の問題があるなどの事情がある場合は別

投稿者プロフィール

坂野拓也
坂野拓也平岸カイロプラクティック院長
札幌市生まれ札幌育ち
・2008年4月日本カイロプラクティックドクター専門学院 札幌校卒業
・元カイロ学院の直営店 藻岩店 院長
・元カイロプラクティック専門学院 講師
・ディファーシファイドテクニック課程 修了
・アクチベーターテクニック課程 修了
・2016年4月豊平区に 平岸カイロプラクティック 開院
・2017年12月PAAC SOT ベーシック課程 修了。