30代~40代の産後ママさん体型を戻す方法

30歳を過ぎての第一子出産が定着

日本では出産年齢が年々上昇傾向にあります。中でも第一子の出産年齢の平均は、2018年で30.8歳(厚生労働省発表)となり、30代での出産は今やスタンダード。40代での初産も特別珍しいものではなくなってきています。「高齢出産」という言葉も、以前は30歳以上とされていましたが、平成に入ってから35歳以上に引き上げられていることからも明らかです。

当院に来院されるママさんの平均年齢も30歳~35歳の方が多くみられます。その為、お悩みの事は重なることが多くあります。お悩みの多くは体型、股関節が不安定、骨盤がガクガクする、歩き方が変わってしまった、腰痛や恥骨痛などが多いです。

高齢出産のメリット・デメリットは?

「高齢出産」と言われる年齢での出産のメリットは、金銭面や成熟した大人ならではの精神面での余裕がメリットとされてはいますが、やはり体力的な面で20代とは大きな差があることは否めません。出産は想像以上に体力を消耗します。体力の落ちてきたアラフォー女性にとって、産後の回復が思うほどではなかったり、体型の戻りの遅さが気になる…という人も多いでしょう。

そこで当院では、筋力の低下にともない回復が遅くなってしまった身体には骨盤矯正+筋力の強化を取り入れいています。筋トレというと、ちょっと辛そうと思うかもですが、とても簡単なエクササイズを少し加えるだけで効果がグンとあがります。

その一つにTRXというサスペンショントレーニングを産後の症状に合わせて軽くでき、効果も高い方法を採用しております。TRXは専門のトレーニングを学んだ方からトレーニングを教わることが大事です。効果が高いのですが、専門知識がないと、身体への負荷が強く逆に痛めてしまうリスクもあるからです。

もうひとつは自重トレーニング(スロートレーニング)を推奨しております。ゆっくりと呼吸に合わせてスクワットや骨盤底筋に負荷をかけていきますが、とても安全におこなえます。

アラフォーママの大きな悩みは産後の体型!

産後のアラフォーママたちが口を揃えて言うのが、出産後の体力低下と体型の戻りの遅さでしょう。30〜40代の女性にとって、それでなくても年齢とともに筋力や基礎代謝が落ちて体型が気になってくる頃です。基礎代謝とは、安静にしていてもエネルギーを使うことですが、それは筋肉や肝臓、脳など多くのエネルギーを消費しています。

ここにポイントがあるのですが、摂取カロリーと消費カロリーがあります。産後は消費するのが大変ですよね。身体も辛いし、まして運動・・・

無理な運動を続けて体を壊してしまったり、厳しい糖質制限や油分を取らないといった極端なダイエットに走って栄養不足になってしまうなんてことは避けたいもの。では、赤ちゃんのお世話をしながら、無理なく体型を戻していける方法は?

骨盤矯正とインナーマッスルでスラリと素敵なママに

まずは、出産によって開いてしまった骨盤を元に戻す「骨盤矯正」。また、妊娠・出産によって変わってしまった体のバランスを整え、インナーマッスルを安定させることが大切です。手稲区「colors」では、独自の矯正とパーソナルトレーニングも加えています。出産後の体調や体力の回復を確認しながら、その時の最適なエクササイズをアドバイスもしていきます。

体のゆがみを整え、体幹を強化していくことで身体が安定し、そして大きな臀部や下肢の筋力を強化していくことで基礎代謝をあげ、やせやすい身体を作っていきます。赤ちゃんのためにも、ママのためにも質の良い栄養を取り入れながら、インナーマッスルを安定させてスラリと健康的なママを目指しましょう。